New Connection ([File] メニュー)
新しいホストまたはシリアルポート、名前付きパイプに接続します。また、ログ再生も行えます。
すでに接続されているときは、別の Tera Term セッションを起動します。
"New connection" ダイアログボックス
TCP/IP
- Host
-
接続するホスト名または IP address(IPv4 & IPv6) 、名前付きパイプを入力します。
IPv6アドレスは角括弧(大括弧)で囲みます(RFC3986 / RFC5952 参照)。
また、ホスト名だけでなく以下のような、コマンドライン文字列を指定することもできます。
myhost.example.com 通常はホスト名または IP address だけ
myhost.example.com:23 ホスト名とポート番号
foohost.example.org /F=FOOHOST.INI ホスト名+設定ファイル名を指定
/C=1 シリアルポートを指定することも可能
/R=LOG.DAT ホストやポートに接続せずに、ログファイルの内容を再生
[2001:db8:1:2:8401:2ff:fe03:405] IPv6アドレス
[fe80::8401:2ff:fe03:405%3]:8022 IPv6アドレス + ポート番号
user@myhost.example.com:10022 /ssh 22番ポート以外へのSSH接続
ssh://user@myhost.example.com SSHプロトコル(ssh://)への接続
\\.\pipe\vmware-serial-port 名前付きパイプへの接続
- Host List
-
ドロップダウンを使用してホストリストからホスト(コマンドライン)を選択することができます。
ホストリストは次の方法で編集することができます。
Windowsのジャンプリストでもホストリストが表示されます(Windows 10,11 では既定でジャンプリストは表示されません)。
ホストリストは TERATERM.INI の Hosts セクションに保存されています。
保存できるホスト数は最大500です。
- keybind
-
このエディットコントロールでは、次のキーを使用できます。
- Ctrl+a
- キャレットを先頭へ移動
- Ctrl+e
- キャレットを最後尾へ移動
- Ctrl+b
- キャレットを1文字後ろへ移動
- Ctrl+f
- キャレットを1文字前へ移動
- Ctrl+n
- 1つ下のHost設定を選択
- Ctrl+p
- 1つ上のHost設定を選択
- Ctrl+d
- 一文字削除
- Ctrl+k
- 行末まで削除
- Ctrl+u
- 行頭まで削除
- Add host list
-
TTSSH 有効時に表示されます。
このオプションを選択すると、対象のホストへ接続しようとした時に、入力したホスト名がホストリストの先頭に追加されます。
ホストリストに存在している場合は、先頭に移動します。
Additional settings / "TCP/IP" タブ の Add host list when new connection がこのチェックボックスの初期値となります。
- Telnet
-
Telnet プロトコルを使用します。
- SSH
-
TTSSH 有効時に表示され、デフォルトで選択されます。
SSH プロトコルを使用します。
- Other
-
TTSSH 有効時に表示されます。
Telnet / SSH 以外のプロトコルを使用します。
- TCP port#
-
選択したサービスによって、ポート番号を指定してください。
デフォルトは、以下の通りです。
Service |
TCP port# |
備考 |
Telnet |
23 |
well-known ports |
SSH |
22 |
well-known ports TTSSH 有効時に表示されます。 |
Other |
(任意) |
TTSSH 有効時に表示されます。 |
- SSH version
-
TTSSH 有効時に表示されます。
SSH1 / SSH2 から接続に利用するバージョンを選択します。
- IP version
-
AUTO / IPv6 / IPv4 から選択します。
AUTO は、指定したホスト名に紐づく IP アドレスに対し、接続を試みます。
この時 IPv6 / IPv4 のどちらで接続するのかは、OS の設定(IP バージョンの優先順位)によります。
注:
Telnet が選択されて、かつ TCP port# が 23 のときだけ、Tera Term
から自発的に telnet の option negotiation を開始します。
それ以外の場合でも Tera Term はホストから送られてきた telnet
コマンドに応答することができます。
参照:
Telnet 用ポート番号 / 非 telnet 接続用の端末設定
Serial
- Port
-
接続するシリアルポートをリストの中から選択してください。リストに表示されるシリアルポート番号の最大値はデフォルトで256となっています。また、利用可能なシリアルポートが存在しない場合は表示されません。MaxComPortで最大値を変更できます。
参照