透過ウィンドウ

Tera Term はウィンドウの半透明をサポートしています。現在、半透明ウィンドウは2種類のタイプがあり、ユーザは好きな方を選択することができます。

(1) 半透明ウィンドウ

この機能を使うと、Tera Term の VT ウィンドウ全体を半透明にすることができます。この機能は、Windows2000以降で有効です。
この設定は、[Setup] Additional settings の Visual タブで行えます。
透明度は0〜255の範囲で指定することができ、値を小さくするほど透明度は強くなります。デフォルトは255(不透明)です。

(2) Eterm風半透明ウィンドウ

この機能を使うと、Eterm風の半透明ウィンドウを使用することができます。Eterm風半透明ウィンドウ機能では、Tera Term の VT ウィンドウのクライアント領域(端末部分)の背景が変更されます。
この機能は、[Setup] Additional settings の Visual タブで有効にするか、直接 teraterm.ini の"BGEnable=on"と変更してください。

細かい設定パラメータについては「Eterm風半透明ウィンドウ」を参照してください。

(2)-1 テーマファイルと Windows 背景の混合

端末の背景に、テーマファイルで指定された画像ファイルが表示されます。
このとき Tera Term は指定された画像に Windows の背景画像(壁紙)を混合できるので、あたかも半透明であるかのように見えます。

(2)-2 画像を使用する

任意の画像を指定することで、その画像を端末の背景にすることができます。
この場合は Windows の背景画像(壁紙)を混合しないので、半透明化されているようには見えません。
(このような指定をするテーマファイルが作成されます)

(2)-3 Windows 壁紙を使用する

テーマファイルを使用しないことで、端末の背景に Windows の背景画像(壁紙)が表示され、あたかも半透明であるかのように見えます。