マクロに接続されている全端末の文字列を待つ。(バージョン 4.63以降)
wait4all <string1> [<string2> ...]
当該コマンドを実行した時点における、マクロに接続されている全端末において、
文字列 <string1> [<string2> ...] のうち一つがホストから送られてくるか、タイムアウトが発生するまで MACRO を停止させる。文字列は最大 10 個まで指定できる。
当該コマンドを実行した後に起動された端末、マクロ接続されていない端末に関しては、監視対象外となる。
システム変数 timeout か mtimeout が 0 より大きい場合、<timeout>.<mtimeout> 秒の時間がすぎるとタイムアウトが発生する。タイムアウトの値が 0 以下の場合は、タイムアウトは発生しない。
これらのコマンドの実行結果はシステム変数 result に格納される。変数 result の値の意味は以下のとおり。
値 | 意味 |
---|---|
0 | タイムアウト。どの文字列も来なかった。 |
1 | <string1> を受信した。 |
2 | <string2> を受信した。 |
n | <stringn> を受信した。n=1..10 |
なお、当該コマンドを利用するためには、teraterm.ini の Wait4allMacroCommand エントリを"on"にする必要がある。また、まれにコマンドが期待通りに動かないことがある。
; Terminal1 pause 3000 end
; Terminal2 pause 3000 end
; Terminal3 wait4all 'message'