setpassword2

パスワードを追加もしくは更新する。(バージョン5.3以降)

形式

setpassword2 <filename> <password name> <password> <encrypt str>

パラメータ

文字列 <filename>
パスワードファイル名
文字列 <password name>
パスワード識別子
文字列 <password>
保存するパスワード
文字列 <encrypt str>
<password> を暗号化するためのパスワード

返り値

システム変数 <result>
パスワードファイルへの書き込みに失敗した場合、0 が格納される。
それ以外の場合、1 が格納される。

解説

パスワードファイル <filename> の中の <password name> で識別されるパスワードを <password> に更新する。
<password> は文字列 <encrypt str> を使用してaes-256-ctrで暗号化されてファイルに保存される。
<password> は <encrypt str> で暗号化されるため <encrypt str> を知りえない第3者へパスワード漏洩のリスクが低減される。

もし指定されたファイルが存在しなければ、新しくファイルを作成する。

一つのパスワードファイルに複数のパスワードを保存することができる。
各パスワードはパスワード識別子によって識別される。
setpassword 又は getpassword コマンドで作成されたパスワードファイルとの互換性はない。

newpasswd = 'bar'
setpassword2 'password2.dat' 'foo' newpasswd 'Sesame!'
if result then
  messagebox 'Password updated successfully.' 'Result'
endif

参照