dispstr

文字を端末画面に出力する。(バージョン 4.67以降)

dispstr <data1> [<data2>....]

解説

<data> が文字列型の場合、文字列をそのまま端末画面に表示する。
<data> が整数型の場合は、その値の下位バイト(0-255)を ASCII コードとして扱い、対応する文字を端末画面に表示する。

dispstr 'ABC'

; "ABC" を表示する。("A" の ASCII コードは65)
dispstr  65 66 67
myname='Tera Term'
dispstr 'My name is ' myname '.'

; 端末画面の表示内容をクリアする
dispstr #$1B"[2J"

; 端末画面の10行20桁目に Message と表示する
dispstr #$1B"[10;20HMessage"

; 端末画面を 100,200 に移動する
dispstr #$1B"[3;100;200t"
; Change terminal size to 80x24
dispstr #$1b"[8;24;80t"
 
; demo
for y 24 30
  x = 80
  while x < 100
    sprintf #$1b"[8;%d;%dt" y x
    dispstr inputstr
    x = x + 5
    pause 1
  endwhile
next 
connect '/C=1'
if result == 1 then
  dispstr 'Error opening COM1'   ; 接続状態でないため、このコマンドは失敗する。
elseif result == 2 then
  dispstr 'Successfully opened COM1'
endif
end

注意

当該コマンドの出力内容はホスト側からは認識できない。そのため、当該コマンドを使用すると、端末画面の表示状態がホスト側とずれてしまい、端末画面の表示が崩れる可能性がある。

Tera Termは接続状態でないと、マクロコマンドは実行されない。