sprintf

フォーマットされた出力を返す。(バージョン4.52以降)

sprintf FORMAT [ARGUMENT ...]

解説

C言語の書式指定にしたがって、引数の数値や文字列をフォーマットして、システム変数 <inputstr> に代入する。
sprintf2 とは違い、常に inputstr に結果を格納する。

サポートされている書式指定
c, d, i, o, u, x, X, e, E, f, g, G, a, A および s
フラグ(オプション) -, +, 0, # および 空白(' ')
幅(オプション) 10進整数 または *
精度(オプション) ピリオド (.) に続けて、負でない10進整数 または *(オプション)

TTL は浮動小数点型を持たないので、浮動小数点数の書式には、対応する小数を文字列変数あるいは文字列で引数に指定する。

このコマンドの結果、以下のうちの一つの値がシステム変数 result に格納される。

状態
0 成功した
1 書式指定がない
2 書式指定が不正
3 引数が不正

sprintf 'Tera Term 4.%d' 51
messagebox inputstr 'sprintf test(1)'

sprintf 'Windows %d (+%s)' 2000 'SP4'
messagebox inputstr 'sprintf test(2)'

sprintf '%s=%d %s=0x%x' 'dec' 10 'hex' 33
messagebox inputstr 'sprintf test macro(3)'

sprintf 'pi=%f' "3.14159"
messagebox inputstr 'sprintf test macro(4)'

sprintf 'pi=%.4e' "3.14159"
messagebox inputstr 'sprintf test macro(5)'

sprintf 'pi=%.4g' "3.14159"
messagebox inputstr 'sprintf test macro(6)'

参照